今日は、私見での相場観の話なんだけど、今現在、僕自身は全体的に株式市場は高過ぎるという見方をしている。だから僕自身は買いのエントリーはしたくないし、出来れば空売りをしかけたいというのが本音だ。
しかし、システムは今日も買い判定なので仕方なく買う。結果はもちろんシステムの勝ちで、まぁまぁの利確が出来た。
何が言いたいのかというと、
高いか安いかは自分が決めるのではなく、マーケットが決めるということだ。
例えば、下がってきた株を割安だと判断して買ったとする。
ところが更に下げられると

おかしい!これ以上下がるはずがない!どこまで下がるんだ!
と言う人がいるよね。
それに対して、マーク・ミネルヴィニは
マーク・ミネルヴィニの言葉
どこまで下がる可能性があるのだろうか?ゼロになるまでだ!と説いている。
もっともそれは極論ではあるんだけど、これはマーケットの魔術師に掲載されたトップトレーダーの殆どが同じようなことを言っている。
例えば、
ラリー・ハイトの言葉
相場に文句を言ったら必ず負けだウィリアム・オニールの言葉
高すぎると思われるものがさらに上がり、安すぎると思う株がさらに下がるというのは、株式市場における大きなパラドックスだ或いは多くの人が名前を聞いたことがあるであろうジム・ロジャーズは、
ジム・ロジャーズの言葉
相場というものは私が思っている以上に上がるし、下がるものだというふうに、彼らは常にマーケットでは何が起こっても不思議ではないと考えている。だから、自分が間違ったと判断すればすぐに修正したりもするんだけど、これってなかなか難しいことだ。
そこで、何をもって自分が間違っていたのかと判断すべきなのかって問題が出てくるんだけど、それについてはマーク・ミネルヴィニの答えが最も印象に残っている。
マーク・ミネルヴィニの言葉
株価が下がる、それが全てさマーケットの魔術師シリーズでは、トップトレーダーたちが、成功の秘訣を語っている。トレーディングで自己の限界を超えたいと思っている人はぜひ読んでみるといい。

実際、僕のトレードはこの3冊を読んでから明らかに変わったし、中長期の運用スタイルから苦手だったデイトレードへの転身が出来たのも、この本を読んでいたおかげだ。
しかもあまりにも好き過ぎて、英語版まで買ってしまった。

僕は海外旅行が好きだから日々英語の勉強をしてるんだけど、どうせなら自分が好きな英語の本を読めばもっと英語の勉強が楽しくなるんじゃないかと思ったからだ。
他にも、僕がトレードで勝てるようになったきっかけとなった本が何冊かあるので、それはまた追々紹介していきたいと思う。