多くの人が気が付いていないと思うんだけど、資本主義社会では一生懸命に働いても大してお金は稼げない。
日本人の多くは、一生懸命に働くことを教えられて育ってきたのではないだろうか。
その結果、何が起こっているのかというと、貧富の差の拡大だ。
そして政府は富の再分配だと高額所得者に累進課税で大きな税金をかけてはいるんだけど、そんなものはハッキリ言って低所得者層をなだめるためのパフォーマンスに過ぎない。
何故なら、資本主義の構造というか、法律が高所得者層に有利なルールになっているからだ。
じゃあ、どうすればそこそこまとまったお金が稼げるようになるのかという話なんだけど、
先ずは資本主義社会のルールをしっかり勉強する必要がある。

例えば、将棋でも同じだ。
将棋を全く知らない人が、将棋を知っている人には絶対に勝てるわけがないのは解るよね。
或いは将棋を始めたばかりの人が100人束になってかかったって、藤井聡太七段にはまぐれでも絶対に勝てない。
資本主義の社会も、それと全く同じだ。
要は、末端の低所得者層は資本主義のルールを知らないから、たとえ一生懸命に頑張って働いたとしても、まぐれでも絶対にお金を稼ぐことは出来ない。
これも一つ、厳しい言い方をするけど、僕は以前、会社の従業員に
給料って何?と聞いたことがあるんだけど、その人は自分の仕事の評価だと思うと答えた。
それは間違っている。何故なら、ハッキリ言って給料は会社が儲けた利益のおこぼれだ。
いくらその人が良い仕事をしたとしても、会社が儲かってなければ給料は出せない。
逆に言えば、出来の悪い社員だとしても会社がそこそこ儲かっていれば、その人の能力以上の給料は出る。
給料や報酬は自分の仕事の評価なんていうのはキレイごと
資本主義社会のルールで言えば給料は会社の利益の分配でしかない。まぁ、これがホントの富の再分配ってやつだ。
実際、ある会社がリストラをすると発表したとすると、株価はぐんと上がったりもする。
何故なら、無駄な人件費が削減できると考えられるからだ。
だけど、本当に末端の低所得者層というのは、一生懸命に頑張っているのに!とか、会社の経営が悪い!とか、俺たちの生活はどうなるんだー!みたいな、それは関係ないだろってことまで駄々をこねたりするんだけど、それらは全て、資本主義社会のルールを知らないからだ。
だって、その会社が法律に違反しているわけではなく、ルール通りにリストラをするんだから何の問題も無い。
将棋に例えると、「王手なんて卑怯だ!」と言ってるようなもんだ。
それではいつまで経ってもお金を稼ぐことは出来ない。
じゃあ、どうすればお金を稼げるようになるのか?
というと、さっきも言ったように先ずは
資本主義社会のルールをしっかりと勉強すること。そして攻略法を考えてチャレンジすることだ。
よく、独立起業するとか投資を始めるというと、周りから反対されたりリスクが高いとか止められたりする人が多いと思うんだけど、それは資本主義社会のルールを知らない人だからだ。
だから知らないことをすることを極端に怖がるし、出来るだけ同じ状態(低所得のまま)で居続けるのが心地よかったりもする。
僕はそういう人を稼げるようにしたいとは思わないし、そういう人にはいくら教えても無駄だと思っている。
これはマーケットの魔術師のエド・スィコータの言葉を借りれば、
ということだ。
今回、こういうお話をしたのは、実際、この事実を知らなかっただけと言う人も沢山いると思ったからだ。
本当に一生懸命に頑張れる人が、資本主義社会の構造やルールを知らないだけでいつまでたってもまとまった軍資金を手にすることができず、夢をかなえることが出来ないというのは不幸だ。
僕の言い方は少し厳しいし、エグイ言い方かもしれないけど、これは多くの人が語らない事実だ。
だからダブルワークやトリプルワークとか、一生懸命に身を粉にして働くことばかり考えずに資本主義社会のルールをしっかりと勉強するほうが、あなたの目標を達成するには近道になると思う。
そしてその次の段階(攻略法を考えてチャレンジすること)で僕は、独立起業をし、法人にし、太陽光発電事業も開始したり株式投資をしたりということになる。
給料をたくさんもらいたいなら社長になるのが一番手っ取り早い。

「僕には社長なんて無理」なんて言っている人は、いつまで経ってもお金持ちにはなれないわけだし、そういう知識も度胸も意欲もないという最悪の状態なんだから、株式投資すらも絶対に手を出すべきじゃない。
何故なら、そういう人にとっては株式投資もギャンブルにしかならないからだ。
また、次回は資本主義社会の攻略法などもお話ししていこうと思っている。