トレードは繰り返せば繰り返すほど損をする?

前回、デイトレードよりも中長期投資をする方がこの世界で生き残る確率は高いというお話しをしたんだけど、

前回の記事 損切りが出来ない初心者でも株式投資で稼ぎ続ける唯一の方法

 

今回は約束通りその二つ目の理由を説明しようと思う。既にその理由に気が付いていた人は、株式投資の世界で稼ぐ素質は十分にあるはずだ。

 

株式投資の世界で儲けている人ってどんな人か想像できる?

 

専業のトレーダー?或いは潤沢な資金を運用している投資家?その辺りを想像した人は、多分、投資の成績が悪いだけでなく、ハッキリ言ってサラリーマンの仕事ですらロクな結果を出せていないはずだ。

要は「その他大勢」の構成員ってことね。

 

株式投資の世界では誰が一番儲けているのか

手数料

・税金

 

証券会社→手数料 政府→税金だ

解る?僕がさっき言ったこと。

 

お金が稼げない人と言うのは、投資の世界でもサラリーマンの世界でも視野が狭いんだよ。

 

つまり、自分を取り巻く環境はどうなっているのか、どういうルールで物事が進められているのか、どういう判断或いは行動をすれば優位に立てるのか、そういうことを全く考えず周りの環境に流されているだけの人は、投資の世界でもサラリーマンの世界でも喰われる側に回るしかない。

 

逆に投資の世界でもサラリーマンの世界でも、稼いでいる人というのはそれらをしっかりと見極めた上で、常に攻略法を考えようと必死になっている。

 

だから株式投資の世界であれば誰が一番儲けているのか、その仕組みはどうなっているのかということを考えれば自ずと攻略法が思いついたり、優位に立てる判断や行動が出来るようになってくる。

 

例えばNISAってあるよね。

 

NISAは非課税なんだから政府にとっては何のメリットもないんじゃないの?と考えられがちだが、実は政府にとって十分なメリットがあるから非課税枠という美味しい餌を国民に与えているわけだ。

どういうメリットかというと、NISAで運用されている資金は損切りライン以下で売却される可能性が極めて低く、株価を買い支えさせるのに十分な効果をもたらすからだ。

 

理由は簡単、NISAは非課税の代わりに他の損失と損益通算出来ない制度だからだ。

 

NISAは非課税だから使わないと損ですよ!みたいなCMとかインターネット広告をよく目にするけど、デメリットである損益通算が出来ないということは殆どの人が知らないんじゃないかなぁ、特に素人さんは。

 

つまりNISAは非課税であるとともに、絶対に損を出せない口座というのが正しい情報だ。

 

だから僕の場合は色んな銘柄の売買のトータルで最終的に運用益を出す投資をしているんで、損益通算出来ないNISAはめちゃくちゃ扱いにくい口座だと認識している。

 

もちろん、これは僕の投資手法に向かないというだけで、老後資金の為にとか配当金狙いの為にという資金を使うには優位な口座だとも考えられる。

 

さっきも言った通り環境やルールをしっかり把握して、自分にとって優位な判断と行動をしなさいってことね。

NISAが良いんだってねー☆あたしもやってみようかしら♪程度でやるから損をする。

 

他人がやってるから自分もやるんじゃない、自分にとって有利なものだからやるというふうにしないと儲かるわけないんだよ。

 

少し話が逸れたが、僕が前回、デイトレーダーは短期的には稼げる時期もあるかもしれないけど、10年とか長期で見るとデイトレーダーよりは中長期で運用しているトレーダーの方が圧倒的に生き残る確率は高いと言った理由の二つ目は、手数料と税金だ。

 

トレードは繰り返せば繰り返すほど手数料がかかってくる。

 

この時点で勝率50%ではないのが解るだろ?手数料引かれてるんだから、例えば手数料が3%とするとそれだけで勝率は47%になるってことね、かなり乱暴だけどざっくりとしたイメージ的には。

 

もちろん、手数料が0なら勝率は50%と考えても問題ないだろう、上がるか下がるかなんて本来は誰にも解らないことなんだから。

 

どんなに優秀なトレーダーでも、勝率が100%とかありえない

 

素人さんは特に、凄いトレーダーは負け知らずみたいに考えている人が多いんだろうけど、実は優秀なトレーダーでも勝率は52%とか、場合によっては50%を切るなんてこともある。

 

それなのにどうして稼いでいるのかというと、

損切りは素早く、利益は最大にということを徹底しているからだ。

 

まぁ、僕もまだ損切りが少し遅いし、利益確定が少し早いんでここはマーケットの魔術師なんかを参考にしてもらいたいんだけど、それでも200や300くらいでは慌てて利益を確定したりはしない。

 

何故なら、利益を確定させれば税金が発生するからだ。

 

しかし、利益を確定しない限り、つまり含み益で年度を更新すれば税の繰り延べの効果を得ることが出来る。

 

例えば、保有している現物株の高値付近で同じ銘柄の空売り(つなぎ売り)をかけて含み益を確保しながら年度更新をするなど、少しでも資金効率を上げる作戦を取ったりすることもある。つまり、利益確定はなるべく遅く(翌年に)、損切りは出来るだけ早く(年内に)という、そんなスタイルだ。

 

これも全員にとって優位になる手法とは言い切れないが、少なくとも税の繰り延べをすれば最低でも1年間という時間を使って税金分の資金を更に運用することが出来るよね。

 

仮に100万円の利益確定を翌年に持ち越しすれば、約20万円の税金部分を更に運用することが出来る。1年間20万円の調達にかかるコストが5%とすれば、それだけで1万円の優位な効果を得られるとも言える。

 

これはほんの一例なんだけど、こういう優位な判断や行動、つまり攻略法を考える為には、自分の置かれた環境を把握し、ルールを理解し、状況を見極めるということを考えておかないと投資の世界でもサラリーマンの世界でもお金を稼ぐことは出来ないってことだ。

 

最後に今日の話をまとめると、株式投資の最大の敵は手数料と税金ということね。これを理解していない投資家があまりにも多すぎるんで、初心者さんでもちゃんと勉強すれば稼げるようになると僕は思う。


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ndustry4.0に非常に興味を持ち、フィンテックからアプローチしています。本業は会社経営、投資家、太陽光発電事業等多岐にわたります。