世の中には色んなモノやサービス、或いは投資商品とかが沢山あるんだけど、その価値を測る方法として大体の人がお金を基準に考えるよね。
例えば、僕は今、洗車をお願いしている間にこの記事の原稿を書いているんだけど、今回は手洗い+撥水でお願いしているんで約3,000円くらいかな。つまり洗車をしてもらうためには3,000円を支払わなければならないうことだ。
当たり前じゃん!それが何か?
そう思った人が殆どなんだろうけど、実は僕は「3,000円を支払って洗車をする」という考え方ではなく、「3,000円を支払って1時間を手に入れる、或いは1時間の節約をする」というふうに考えている。
だからその手に入れた1時間を更にここで「記事の原稿を書く時間」に変換しているんで、僕の行動は次の通りだ。
3,000円を支払う → 洗車をしてもらう → 1時間を手に入れる → その1時間で原稿を書く(しかも車もピカピカになるんで一挙両得だよね)
よく、時間がないからとか、忙しいからと口にする人がいるよね。これ、正当な理由みたいに聞こえるかもしれないけど、僕に言わせればただの言い訳でしかない。何故なら、誰だって1日は24時間でしかないよね。世の中には物凄い功績を挙げている人も沢山いるけど、彼らの1日も間違いなく24時間だ。
彼らだけが特別に1日が48時間なんてことはない。
そういう人たちどうやっては物凄い時間が必要なことを成し遂げているのか?
答えは簡単、彼らは1日を24時間ではなく240時間にしたり、あるいは2,400時間にも24,000時間にもしているからだ。
その方法は人を雇うなりして時間を買っているわけだね。
仮に1時間1,000円で24,000時間を買う(雇う)とすると、彼らは毎日2,400万円の対価(或いは給与)を支払うことになる。雇う場合には社会保険料や厚生年金など法定福利なんかも発生するんで、もう少し高くなるんだけどね。そんなことは今日の話に関係ないんで省略するけど、そうして得た時間をまたマネタイズして利益を得る。これの繰り返しだ。
つまり、お金を稼ぐ基本的な方程式は「時間を得る → 得た時間を使ってマネタイズする」或いは「持ってる時間(或いは能力とか技術とか)を売る → 得たお金でより多くの時間を買う → その時間を使ってマネタイズする」、ざっくりとしたイメージ的にはこんな感じかな。
これが資本主義社会のお金を稼ぐ基本的な方法だ。
そしてここが今日の一番大事なポイントなんだけど、時間という財産を無駄遣いするなということだ。この時間という財産はめちゃくちゃ扱うのが難しいんだけど、その理由の一つが、時間は貯金出来ないからだ。
時間はドンドン減っていく。
その財産をいかに増やしながらマネタイズしていくか。時間を投資して時間を回収する、そういう知識というか能力が必要だ。その能力を身に着ける最も手っ取り早い方法が、物事をお金ではなく時間を基準に考えるように切り替えることだ。
お金を基準に考えている限り、時間という財産を活用することは出来ない。
その理由は、目の前のお金を得るために、或いは持っているお金を守る為に平気で時間を安売りしたり、或いは消費したりしてしまうからだ。

仮にあなたの時給が1,000円だとすれば、このランチを食べることは500円の得ではなく500円の損だよね、腹いっぱいになってからでも冷静に考えれば解ると思うけど。
だけど、実はこういうことを平気でする人がめちゃくちゃ多い。
何故なら、お金は目に見えるし手に取ることが出来る。そういうものを失うことは目に見えない「時間」を失うことよりも苦痛なんだな、そういう人たちにとっては。つまり彼らにとってはお金が全て。お金を基準に生きているんで、時間の価値が全く解っていない。
だから目の前のお金を失うことが何よりも耐えられない。
ハッキリ言って、お金なんか時間さえあればどうにでもなるもんなんだよ。
だからと言って、いくらでも好きなだけ遣いなさいと言ってるわけではない。
お金を遣うということは、そのお金を回収するのにどのくらいの時間が必要なのか、或いは1万円の無駄遣いは何時間の無駄遣いに相当するのかと時間を基準で考えるようにすれば、より効果的な(費用対効果)お金の使い方、より効果的な時間の使い方ができるようになる。
お金を稼いでいる人って全員、時間の使い方がめちゃくちゃ上手い
なんでかって言うと、これまで説明した通り時間を基準に考えているからだ。だからあなたもお金を稼ぎたいのなら、お金を基準に考えるのではなく時間を基準に考えるようにするべきだね。
まぁ、他にも時間を大切にする理由は沢山あるんだけど、今日のところは時間も大事な財産だということを学んでもらいたい。