住宅ローンの繰り上げ返済なんて勿体ない!その理由は

住宅ローンをこれから組もうと考えている人や、既に住宅ローンを組んで返済をしている人たちの中には、出来るだけ早くに完済をしたいと考えている人が多いんじゃないかな。

以前、僕の会社に勤めていたパートさんも住宅ローンを組んでマイホームを購入したんだけど、その住宅ローンの返済のプレッシャーが嫌で嫌でたまらないというようなことを言っていた。

だから少しでも働いて繰り上げ返済をしたいとのこと。

まぁ、解らない話ではないよね、「住宅ローン」というフレーズから連想するのは、大きな窓と小さなドアと、部屋には古い暖炉があるのよ♪「あなた/小林明子より」みたいな幸せいっぱいの明るい未来を想像させるだろうし。

しかも銀行の窓口で案内された住宅ローンのパンフレットには、笑顔で幸せそうな家族と夢のマイホームのイメージ写真のような表紙で飾られているわけだから、あたしたちもこうなるのねー♪と期待が膨らむのは無理もない。

しかし、いよいよ銀行で住宅ローンの手続きに入るとそれまでのほのぼのしたパンフレットから一変、「金銭消費貸借契約書」と書かれた仰々しい書類をすっと差し出され、あなたが署名する欄には「債務者」或いは「連帯保証人」という泣く子も黙る恐ろしい文字が。。。

そして次々に「抵当権設定契約書」「公正証書作成委任状」という、これまでの人生で見たこともないような、見るからに恐ろしい内容であろうことが想像できるものが差し出され、そこに署名、捺印をするようにと促される。

因みに、抵当権設定契約書というのは、簡単に言うと「支払いできんときは、土地と建物頂きまっせー」というもので、公正証書(業界用語ではマルコウとも呼ばれる)は強制執行によって実現されることが予定される請求権の存在、範囲、債権者、債務者を表示した公の文書(債務名義)で、「支払ができなければすぐに競売にかけますよ」というもんだ。

こうなると、ようやく夢のマイホームが実現するというより、折角手にしたマイホームが銀行に人質に捕られてしまったという恐怖心に襲われてくるのも仕方がないことかもしれないね。

僕は若い頃、消費者金融業に勤めた後、建築不動産業に転職して住宅ローンのお手伝いまでしていたから色んな融資案件を見てきたんだけど、中には住宅ローンを組んでノイローゼ気味になる奥さんがいたこともあった。

変な人だねーという意見もあるかもしれないが、彼女はそれだけ真剣だったとも言えるんじゃないかな。

だけど、彼女の金融リテラシーが低いことがノイローゼ気味になった理由というのは間違いないので、今日は住宅ローンを不安に思ってる人には参考になるお話しだと思う。

話は戻るが、僕の会社に勤めていたパートさんは実質年利1.0%(多分5年固定くらいかな)で住宅ローンを組んだらしいので、僕はある程度の現金は手元に残しておいたほうが得策だと思うよと教えてあげた。

理由は、普通の人(事業主以外)がお金を一番安く借りれる方法は住宅ローン以外に無いからだ。

例えば車を買い替える時に現金がなければ自動車ローンを組むことになるけど、自動車ローンだと大体3.0~4.0%前後、或いは教育ローンでも3.0%前後くらいの金利になるんじゃないかな。

しかもこれらは返済期間が6~8年と短い為、毎月の支払金額の負担も大きくなる。

だったら住宅ローンに組み込んだと思って現金を残しておいて、必要があればその現金を使った方が毎月の支払金額も安く抑えられるし、金利負担も少なくて済むはずだ。

もちろん、何百万円もの現金は必要ないだろうから、100~200万円くらいなら繰り上げ返済ではなく定期預金にでも入れておいた方が安心だろうと教えてあげた。

その後、彼女がどうしたかは知らないが、実際、僕も今は住宅ローンを組んでマンションを買っている。

もちろん、僕は現金一括で買うことも出来たんだけど、この低金利時代にわざわざ現金を使う理由はないし、僕はその現金を他で運用することによって、実は住宅ローンの返済金額以上の運用収益をあげている。

多くの人は、一世一代の大借金という恐怖心から解放されたい一心で繰り上げ返済(早期償還)をしてるだけじゃないかな。

ハッキリ言って、この差はめちゃくちゃ大きいよね。

僕は何もしないでお金を借りるところ、預けるところを選んだだけで住宅ローンは勝手に返済されていくのに対し、多くの人は毎日朝から晩までせっせと必死に働いて稼いだお金をせっせと銀行に返済していくんだから、これでは住宅ローンを組んでしまうとお金が貯まるわけがない。

因みに僕は「働く」という言葉が大嫌いだ。

だから働かずに住宅ローンを返済する方法を選択しただけと言っても良い。

住宅ローンを組むということはそういうことだと勘違いしている人が多いけど、それは単なる無知なだけ、要は金融リテラシーが低いという話だ。

もう一つ、それでもやっぱり住宅ローンが怖いという人もいるだろうから、そんなに怖がる必要はないというお話しをしておく。

もしも住宅ローンの返済が出来なくなったとしても、命まで取られることはない。

それに、住宅ローンは団信(団体信用生命保険)も付いているから、万が一の時でも家族に迷惑をかけることもない。

病気になったらどうしよう、ケガをしたらどうしよう、会社が倒産したらどうしよう、、、

全く何も考えないというのも問題があるけど、そんなことばかり考えていては何も始まらない。

それよりも、マイホームを手に入れたらどんな生活になるかな?子供部屋は二階にしよう!夫婦の寝室は広くして南向きにしよう♪

そういう夢を手に入れる手段の一つが住宅ローンなんじゃないかな。

悪いことばかり心配していると、悪いことを引き寄せてしまうと僕は思う。

それでも万が一住宅ローンが払えなくなって家を取られてしまった時には、「家族が無事で良かった!」そう思えば良いんじゃない?

そのくらいの覚悟が出来なければ、住宅ローンを組んでも幸せにはなれないと思うよ。


にほんブログ村 株ブログ 株 デイトレードへ

ランキング参加中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。