最近、クレジットカード会社のリボ払いにしませんか?的な営業が凄いね。

最近、クレジットカード会社のリボ払いにしませんか?的な営業が凄いね。

リボ払い(リボルビング払い)ってなに?分割払いのこと?

月々のお支払いがほぼ一定だから、安心してお買い物を楽しめる?超ラッキーじゃん♪

くらいにしか考えていない人も結構多いんじゃないかと思うんだけど、実はリボ払いと分割払いは全く契約の内容も目的も違う。

先ず、「分割払い」というのは割賦販売(かっぷはんばい)のことで、比較的高額な耐久消費財(例えば自動車や電気製品等)を対象に一般的に行われている支払方法を意味するんだけど、近年ではクレジットカード会社や銀行が代金を立て替えて分割払いをする方法が殆どなんで、厳密には金銭消費貸借契約というべきだと僕は思う。

ま、そんなことは特にどーでも良いんだけど、要は分割払いというのは購入する商品(或いはエステサロンなどの高価なサービス)ごとに何回払いというのを予め決めて支払をしていく方法なので、決めておいた支払回数で確実に完済される代わりに、新たに分割払いで商品を買った場合は毎月の支払金額も当然増える。

例えば24万円のテレビを毎月2万円ずつの12回払いで、更に48万円の腕時計を毎月4万円ずつの12回払いで買った場合、毎月の支払い金額は合計6万円(実際には分割手数料というものが上乗せされるが、ここでは出来るだけ簡単に説明する為に考慮しない)になるのは小学生でも解る話だ。

これがいわゆる分割払いってやつね。

それに対してリボ払いというのは、合計でいくらの買い物をしているかによって毎月の支払い金額が変わるのが特徴で、先の例だとテレビの分割払いと腕時計の分割払いの2つの契約を別々に履行するという考え方ではなく、テレビ24万円と腕時計48万円の合計72万円に対する支払い(要は1契約にしてしまうということ)をするという方法になる。

この場合、多くのクレジットカード会社が提供しているミニマムペイメント(正式名称は残高スライド式リボルビング契約)だと、毎月の支払い金額は大体1.5~2万円くらいになるんじゃないかな。

つまり分割払いの毎月の支払い金額よりも4万円くらい少なくなるということだ。

但し、勘違いしてはいけないのが借入金額が減っているわけではなく、毎月の支払い金額が少なくなるだけなんで、言い換えればそれだけ返済期間が長くなるということを忘れないように。

そしてここからが本題だ。

実はリボ契約というのは「悪魔の契約」と呼ばれてもおかしくない最悪の契約だ。

その理由は、先の説明で気が付いた人もいるかもしれないが、更にお買い物をしても支払いが1本化されていくので毎月の返済金額はそんなに多くならない代わりに負債はドンドン膨らんでいく人が多い。

大体、5万円のお買い物をしたとしても毎月の支払い金額は1,000円程度しか増えないので、アホ丸出しの顔してドンドンお買い物をする人を狙ったものがリボ契約だ。

これはリボ契約の利用方法が原因となるんだけど、リボ払いというのは借入金額ではなく借入限度額という枠を設定する契約になる為、その範囲内であれば反復利用することが可能とされている。

つまり返済を続けたり利用期間が長くなると信用が増してきて枠が広がったりするので、益々、利用者は調子に乗って買い物を続けてしまう。

その結果、毎月の支払金額は1,000円、また1,000円とほんの少しずつ増えていくので、茹でガエルの法則のように気が付けばミニマムペイメントというのは利息を支払うのが精いっぱいの金額にまで膨れ上がっている。

そうして利息ばかりを永遠に支払続けるのと同じ状況に陥るのが、僕が悪魔の契約と呼ぶ理由だ。

とは言っても、サラ金のリボ契約とは違うからそこまで酷いもんではないんだろうけどね。

余談だが、僕は約20年ほど前に消費者金融業に勤めていたんだけど、当時はサラ金バブルと言われるくらい消費者金融を使っているお客さんはとても多かった。

ゴールデンタイムに、普通にサラ金のCMがバンバン流れていたんで、サラ金を利用することに抵抗が無かったんだろうね。

ハッキリ言って、学校の先生や消防士、公務員までもが普通にお客さんとしてリボ契約の口座を開設していたから、僕は刑事にも取り立てをしたこともある。

特に刑事なんかは「ちょっと忘れてただけだから、いちいち職場まで電話してくるな」みたいに偉そうに言う人もいたんだけど、「だったら返済日を忘れられないようにしてやろうか!」みたいな、刑事が怖くて金貸しが出来るかー!くらいの気合?がないとやっていけない職業でもあった。

で、当時は基本的にリボ払いで先に説明した残高スライド方式を採用していたわけだから、ミニマムペイメント(要は殆どが利息に充当されるだけの最小限の支払い方法)の支払いをするお客さんが完済に至ることはとても珍しかった。

しかもキャッシングのリボ払いは、返済をした直後に空いた枠(要は元金支払額)をまた利用して帰る、つまり利息を支払いにきただけという返済の仕方をする人が殆どだった。

ハッキリ言えば利息を支払ってジャンプ(返済期日の延長)しているだけなんだけど、なんでそんなことをするのかというと、そういう客は他のサラ金でも借りているから、順番に利息を返済しにいかなくちゃいけなかったんだね。

一言で言えば自転車操業ってやつだわ。。。

しかし、そんな状況がいつまでも続くわけもなく、いよいよ返済に行き詰り、更に人生に行き詰って本当にビルの上からジャンプする人まで出てきたりと、サラ金の利息制限法を超えたグレーゾーンとも言われる高い金利負担が、「善良な市民に人生のジャンプをさせている」みたいな言いがかりをつけられ始めたのもこの頃だ。

(善良な市民が高利のサラ金をバンバン使ったりしねーだろが!)

あるいは延滞債務者には「来月は手間かけさせんじゃねーぞ!」みたいな捨て台詞が(延滞した時点で客とは扱われなくなる)、客側にとっては「ご入金ありがとうございました♪」くらいにしか聞こえていなかったんじゃないかな。

流石に今はそんなに酷い時代ではないけれど、借りたものはきちんと返すというのは社会人としては最低限の責任だわ。

その為にも悪魔の契約はしないよう、そういうものを買いたいときにはお母さんに教えてもらった「欲しいものがあったらお金を貯めて買いなさい」という教えをきちんと守るべきだね。

では最後に、リボ契約は悪魔の契約!

これを忘れないよう、うまくクレジットカードを利用して欲しいものだ。


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ndustry4.0に非常に興味を持ち、フィンテックからアプローチしています。本業は会社経営、投資家、太陽光発電事業等多岐にわたります。