ここ数日、東京オリンピックは本当に開催できるのか、或いは中止するのか、はたまた延期するのかという話題が目に付く。
これには色んな考え方があるし、色んな思惑や理由もあるし、なにより世界中が注目している問題なんで少し僕の見解を述べてみたいと思う。
先ず、東京オリンピックを開催するべきか中止または延期にするべきかについて、僕は延期または中止を決断するべきだろうと思う。
その理由は、そういう決断をした方が将来的には日本の信頼が上がる可能性が高いんじゃないかと思うからだ。但し、その場合の経済的損失は中止なら約4兆5,151億円、延期なら約6,408億円にも上るという。
しかし、だからと言って経済損失を考慮するのはおかしくないか?
そもそもオリンピックの意義って平和の祭典であるのだから、今の世界各国のコロナウイルス感染拡大状況を見れば、それでも強行して開催するというのは自分ところの金(メダルではなくマネーの方ね)の問題以外考えられないだろう。
これが先進国のやることだとしたら、カッコ悪いよね。
まぁ、メンツだけではどーにもならないこともあるだろうから僕は批判するつもりはないんだけど、結局はやっぱり無理でしたという結果になるのと、世界各国のことを考えた上で中止、または延期しますと決断するのでは雲泥の差ではなだろうか。
仮に開催出来たとしても、選手が悔いのないよう全力で競い合えるようになるとは到底思えない。
つまり投資家的な考え方で言えば、ハイリスク・ローリターンでしかない。
しかし今、この時点で中止か延期を決断するということは、ローリスク・ハイリターンになる可能性が高い。
さすが日本!さすが安倍首相!となれば、世界各国の日本を見る目は変わるかもしれない。
今の日本は先進国で色んな国から尊敬されているなんて思ってるのは大間違い。日本は金を持っていて、ホイホイと金を出すというのが世界各国の本音だろう。
僕は旅行が趣味なんでよく海外に行くんだけど、やっぱりね、レストランなんかに入ると変な席に座らされたり、チップなんかも勝手に書き込んで請求してきたりされることも少なくない。
まぁ、たまたまかもしれないけどね。
オリンピック開催をする成功もあれば、しない成功もある。
世の中、正しいと思われることが間違っていたり、正しくないと思われがちなことが実は正しかったりすることが沢山ある。
そしてそのどちらを選択したとしても、後悔はつきものだ。
問題は正しい選択をすることではなく、なぜその選択をしたのか、どういう考え方をしたのかが大事なんじゃないかな。
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